AGAの原因の遺伝的な要素

2020年02月05日

AGAは日本人の男性が最も発症すると言われている脱毛症であり、DHTという物質が関わっています。
このDHTは男性ホルモンのテストステロンと頭皮にある酵素が結合してできるものです。
DHTが前頭部から頭頂部にかけての毛根に命令を送ることでヘアサイクルが乱れてしまい、細く短い髪の毛しか育たなくなってしまうということです。
放置しているだけでは改善しないため、正しい対策方法を知っておきましょう。

AGAは頭皮に存在している酵素の量が多く、働きが活発な人ほど発症しやすいとされています。
酵素の量が多くて活発な場合は男性ホルモンのテストステロンと結合しやすくなります。
酵素の分泌量や活性度は遺伝によって変わると言われており、遺伝性のAGAで悩んでいる人も多いです。
AGAのリスクを知りたいという場合、遺伝子検査や血液検査が必要となります。

AGAになる人とならない人ではX染色体にある受容体に違いがあります。
男性のX染色体は母親から受け継がれる遺伝子であり、薄毛になるかどうかは母親側の遺伝子が大きく関係しているということです。
男性ホルモンの受容体は男性ホルモンからの情報を受容し、変換するという機能を持っています。
受容体の感度が高いほど男性ホルモンの影響を受けやすく、薄毛や抜け毛を引き起こしやすいとされています。

薄毛になりやすい家系と薄毛遺伝子は母親の持つX染色体に関係するということですが、母親自身が薄毛かどうかはあまり関係ありません。
女性は男性より女性ホルモンが多く分泌されているため、感度の高い男性ホルモンの受容体を持っていても薄毛の進行を抑えることができます。
そのためAGAのリスクを判断したいという場合、母親ではなく母方の祖父の髪の毛をチェックしましょう。

もちろん薄毛や抜け毛の全てが遺伝によるものではありませんし、父親や祖父は髪の毛がしっかり生えていても子供がAGAを発症してしまうという可能性も考えられます。
また、遺伝性だからといっても諦める必要がありませんし、頭皮環境を整えることで薄毛や抜け毛を予防できることも多いです。

AGAの原因の後天的な要素

AGAは遺伝性だから仕方ないと考えている人もいるでしょう。
しかし、実は遺伝性だけでなく生活習慣が原因で発生するAGAもあるということです。
喫煙は血液の流れを阻害することにより、頭皮環境を悪化させます。
血流が悪くなると髪の毛の成長に必要な酸素や栄養素がしっかり行き渡らなくなってしまいます。
髪の毛というのは生きていく上ではそこまで重要な部分ではありませんし、体は内臓など重要な組織に優先的に栄養素を送るということです。

食事がAGAの後天的な要因になってしまうこともあります。
脂っこいものが好きな男性は多いでしょう。
しかし、脂を摂取しすぎた場合、頭皮の皮脂が増えて髪の毛の成長を妨げることになります。
肉や魚だけでなく野菜や果実などもバランスよく摂取しましょう。
野菜不足になるとたんぱく質がアミノ酸に分解されず、再合成されなくなってしまいます。

運動不足がAGAを引き起こすこともあります。
会社まで車で通勤している場合、ほとんど歩く機会がないでしょう。
しかし、運動不足になると血流が悪くなってしまいますし、頭皮まで酸素や栄養素がしっかり届かなくなってしまいます。
AGAはいつまでも悩むのではなく、効果的な対策方法を実践していきましょう。
食事や運動などの乱れた生活習慣を改善し、前向きな生活を送ることがポイントです。

AGAは多くの男性が悩む脱毛症ですが、男性の脱毛症には他にも種類があります。
脂漏性脱毛は頭皮の皮脂が多く出てしまうことが原因です。
菌が繁殖して毛穴や頭皮に炎症を起こすことにより、髪の毛に必要な栄養素がしっかり送られなくなってしまうということです。
脂漏性脱毛は頭皮のどの部位にも起こるので注意しましょう。

牽引性脱毛は髪の毛が引っ張られている状態が続くことにより、生え際や分け目などの髪の毛が抜けやすくなってしまうという症状です。
オールバックのような髪型にしていると生え際の毛根が負担を受けやすくなりますし、牽引性脱毛のリスクが高まります。